グループ研究プロジェクト企画のためのワークショップ第一回|佐伯市民大学(後期)第7回講座

去る1月21日日曜に実施した第7回講座は杉浦嘉男先生を講師にお迎えし、いよいよ本格的なグループ研究プロジェクトの第一段階に入りました。

講師の講義ではないこともあり、受講生が少ないのではないかというスタッフの心配をよそに、26名という沢山の受講生が参加し、大変活気のある講座となりました。

 

目次

佐伯の殿様浦でもつ、浦のめぐみは山でもつ

前半は先生の「佐伯市の魚付き林」についての体験談を事例とした座学でした。まず、ふとしたことで関心を持った「魚付き林」には、江戸時代に佐伯藩主の毛利高政が魚付き林を保護することで漁業振興したという歴史背景があることを先行研究で知り、佐伯市は現在でもなお日本屈指の魚付き林の面積を持っているという事実から、そうした地元の宝を広く知ってもらうために、環境系のグループと協働することで、補助金を使って東雲中学生による魚付き林マップ作りなどの活動を実施した、という事例を紹介していただきました。

 

企画とは

後半は、企画ワークショップを始めるにあたって、どうやって企画するかをホワイトボードを使ってその過程を一つ一つ説明していただきました。まずは本人の「おもい」(願いや意志)があり、そこから「マーケティング調査」(社会のニーズ(需要・必要)望んでいる人=対象者)や「ポテンシャル調査」(フィールド資源の発掘:自然・文化・歴史・人etc.)が必要となり、それを土台に「コンセプト」(ねらい)が定まり、「ポジショニング」(社会的役割・位置付け)を決め、事業計画にとりかかるわけです。事業計画にあたって、その構成を助けるのが6W2Hであり、事業計画を土台に、さらに綿密な実施計画が必要となります。その際広報も戦略的に加えて、やっと「おもい」が「かたち」となる準備が整うのです。

 

6W2H

一般的に5W1Hが知られています。Who(主催:誰が), what(内容:何を), when(時期:いつ), where(場所:どこで), why(目的:何のために), how(手段:どのように)となりますが、これにwhom(対象:だれに)、how much(予算:いくらで)も加えます。

 

グループ形成

企画の説明の後、受講生一人一人が自分の「おもい」を画用紙に大きく書き、それを持って立って円陣を作りました。参加者26人に7人のスタッフも「おもい」を持って加わって、一人一人がその「おもい」を全員に見せながら説明をしていきました。その後、自分の「おもい」に近い人、あるいは「おもい」とは少し違うが、興味深い「おもい」を語った人とグループを作っていきます。5人以下のグループ形成を目指して、交渉や移動を経て、7つのグループが形成されました。1時間ほどのWSなので、できたてほやほやのグループメンバーはお互いに話し足らない雰囲気でしたが、次回2月18日のWSでは、これらが暫定グループとして話し合いを始め、減ったり、新しく加わったメンバーなどを調整しながら、最終的なグループを決定し、事業計画の企画を開始することになります。ここから最も面白い段階に入りますので、1月の講座を受け損ねた人も、是非2月のWS講座にご参加ください。

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