佐伯市民大学(後期)第12回講座 概要

去る6月16日(日)午後2時から東地区公民館にて第12回講座を実施しました。今回は残念ながら出席数14名と多くありませんでしたが、それでも全員が時間を忘れるほど熱心に話し合いをして、終了時間が5時を過ぎてしまいました。

 

まず講座の始めに、9月15日のグループ研究プロジェクトの最終発表会の暫定プログラムの変更部分を再度受講生と確認し、杉浦先生からは予算の財源について、検討すべき国や自治体の補助金、セブンイレブン財団などの民間の財源活用の可能性なども話していただきました。

その後、グループごとの作業に進みましたが、今回の講座では、これまで収集してきた情報を総合的にまとめ、予算についても具体的に話し合う作業が中心となりました。グループごとの進捗状況です。

 

目次

<研究プロジェクト>

(1)城山アドベンチャーズ

5月16日に実施した「九重ふるさと自然学校」の視察をして、グループの目指す子どもたちのための自然体験活動の在り方が定まってきました。課題はビジターセンターに理想的な場所にある公的な建物を利用できるかどうかで、今後は行政と話し合いながら可能性を探っていくことになります。

(2)しゃべり場プロジェクト

6月8日に竹田市内でNPO法人が運営する「みんなの家カラフル」の視察をしました。週3回、家が解放され、老若男女が自由に出入りできる施設で、お昼も300円で焼きそばとおにぎりが提供されました。さらにその近くに竹田市長のプライベートな集会場があり、そこにも市民が自由に出入りしていました。その翌日にグループで話し合う機会があり、このプロジェクトは予算はつけず、桜ホールの交流スペースを月一回のペースで利用し、誰もが自由に来て自分たちの生活をより良くするための提案の話し合いができる敷居の低い場所にするという方向性で発表準備をすることとなりました。

 

(3)目指せ!夢見る学校

6月3日に実施した「ながさき東そのぎ子どもの村小学校」の見学で得た詳細な情報に基づき、このグループが目指す学校の在り方は、枠組みとしては「学びの多様化学校」という無償の公立学校であり、教育内容は「子どもの村小学校」に見るような、子どもが自主的に学ぶ教育が望ましいいう方向性を話し合いました。そして、佐伯市民にこうした新しい形の学校教育が文科省に認定され、運営されていることを知ってもらうためにも、佐伯市で「夢見る小学校」の上映会を実施することとなりました。会場や日程等の調整を次回の講座までに済ませる予定です。

 

(4)市民食堂プロジェクト

今回リーダー不在でしたが、これまで多様なアイデアが生まれてきたゆえに、一旦原点に戻ってシンプルな取組を考えようと試みています。他の食堂と競合するのを避けるため、市民食堂は朝食を提供し、年配の方々の雇用を助け、食材も生産者から直接手に入れるような、未利用、未開拓の分野にこのグループは挑戦しようとしています。

 

(5) 僻南のまほろばを歩く旅のプロジェクト

鶴見半島のしし垣と蒲江の畑野浦の森の小径の二か所に絞ったプロジェクトとなります。スライド発表の流れや分担がおおよそ決まりました。観光協会ともプロジェクトの情報を共有しました。次回の講座前にグループで一度集まり、さらに詳細を話し合う予定です

 

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